2018年8月 永遠の命の食べ物

「朽ちる食べ物のためではなく、いつまでもなくならないで、永遠の命に至る食べ物のために働きなさい。」(ヨハネによる福音書6章27節)
牧師 黒田浩史

イエス様は、五つのパンと二匹の魚を増やして五千人に食べ物を与えられました(1-15節)。その後、湖の向こう岸のカファルナウムへ行かれました(16-21節)。パンを食べた群衆は、イエス様を捜し求めてカファルナウムに来ました(24節)。

イエス様は群衆に「あなたがたがわたしを捜しているのは、しるしを見たからではなく、パンを食べて満腹したからだ。朽ちる食べ物のためではなく、いつまでもなくならないで、永遠の命に至る食べ物のために働きなさい」と仰せになりました(26-27節)。
すると群衆は、「神の業を行うためには、何をしたらよいでしょうか」と尋ねました(28節)。イエス様は「神がお遣わしになった者を信じること、それが神の業である」とお答えになりました(29節)。
「神がお遣わしになった者」とはイエス様のことですから、イエス様を信じることが、神の業であるという意味です。

イエス様を信じることは、心の中で信じるだけでなく、イエス様と共に歩むことでもあります。イエス様はこの後で、「わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠の命を得、わたしはその人を終わりの日に復活させる」と仰せになりました(54節)。聖餐のパンとぶどう酒のことを意味しています。しかし、弟子たちの多くの者はこれを聞いて「実にひどい話だ。だれが、こんな話を聞いていられようか」と言いました(60節)。そして、弟子たちの多くが離れ去り、もはやイエス様と共に歩まなくなりました(66節)。
彼らはイエス様を信じることができずに、イエス様から離れ去ったのですが、イエス様を信じるということは、イエス様と共に歩むことを意味しています。

イエス様は十二人の弟子たちに「あなたがたも離れて行きたいか」と言われました(67節)。すると、弟子の一人であるペトロは「主よ、わたしたちはだれのところへ行きましょうか。あなたは永遠の命の言葉を持っておられます」と言いました(68節)。
私たちもイエス様は永遠の命を与えてくださる方であると信じて、聖書の御言葉を聴き、聖餐のパンとぶどう酒にあずかり、イエス様と共に歩んで、永遠の命を生きる者とされましょう。