2020年2月 真の幸い

喜びなさい。大いに喜びなさい。天には大きな報いがある。(マタイによる福音書5章12節)                

牧師 黒 田 浩 史

宣教活動を始められたイエス様のところへ、大勢の群衆がやって来ました。イエス様は群衆を見て、山に登られました。腰を下ろされると、弟子たちが近くに寄って来ました。

そこで、イエス様は口を開き、教えられました。

「心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。悲しむ人々は、幸いである、その人たちは慰められる。柔和な人々は、幸いである、その人たちは地を受け継ぐ。義に飢え渇く人々は、幸いである、その人たちは満たされる。憐れみ深い人々は、幸いである、その人たちは憐れみを受ける。心の清い人々は、幸いである、その人たちは神を見る。平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。義のために迫害される人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。わたしのためにののしられ、迫害され、身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられるとき、あなたがたは幸いである。喜びなさい。大いに喜びなさい。天には大きな報いがある。あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたからである。」(マタイ5:1-12)

 「心の貧しい人」とは、「イエス様のために自ら進んで貧しくなった人」という意味があります。貧しいのにどうして幸いかというと、「天には大きな報いがある」からです。地上では貧しいので、この世的な幸せはないかもしれませんが、天国に行けば、神様から大きな恵みをいただくことになるでしょう。

しかしこれは、天国に行ってからだけのことではありません。イエス様を信じてこの御言葉に従う人は、地上に生きていながら既に天に故郷を持っているので、祝福された人生を送ることができるのです(ヘブライ11:16参照)。

わたしたちもイエス様を信じて、神様から真の幸いをいただきましょう。