行事報告」カテゴリーアーカイブ

日曜学校日礼拝

毎年日本キリスト教会では、5月第一主日礼拝を「日曜学校日礼拝」として守っています。信者の多くの方々が日曜学校の経験があり、子どものころに教会で過ごして思い出が信仰告白へと導かれるきっかけとなることが多いのです。そこで、この日に日曜学校の活動に思いを寄せ、大会教育委員会に献金をささげるとともに、信仰の継承が確実になされるよう祈り求めています。

住吉教会では、黒田牧師のご指導もあり、子どもと大人の合同礼拝を具体化する場としてここ数年力を入れているところです。礼拝の中で牧師先生による子どもたち一人一人への祝福を与え、教会員へは日曜学校に来ている子どもたちの紹介をし、子どもたちの保護者には教会に足をお運びいただき共に礼拝をささげる機会としています。

今年は、10連休のほぼ最後となる5月5日となりました。お説教は「イエス様大好き」との題で子どもたちにもわかりやすいお話をしていただき、讃美歌も子ども讃美歌を歌うなどいたしました。黒田先生による祝福の後、子どもたちと保護者の紹介をし、教会員にも覚えていただくようにしました。その後、出席した子どもたちに日曜学校からお菓子のプレゼントを渡しました。礼拝後には庭に出て、記念の写真を撮ってもらいました。 こうした機会が、少しでも伝道のお役に立つようにと、日曜学校教師一同願っています。

墓前礼拝・埋葬式

4月28日(日)主礼拝の後、和やかな交わりの昼食の後、12時30分に教会を出発しました。新緑が彩る山なみ、さわやかな風をうけて、鵯越墓園において墓前礼拝と埋葬式が持たれました。讃美歌488番を讃美し、聖書ヨハネによる福音書11章38~44節が朗読され、黒田牧師により「死者の復活」と題して礼拝が守られました。私たちもイエスさまと同じ復活の姿にされ、希望のうちに生きた先人の信仰を偲び希望をもって生き、その備えをさせて下さいとの願いと感謝の祈りが献げられました。

その後、昨年亡くなられた姉妹の埋葬がご家族に見守られて堂塔に納められました。来年の再会を胸に、午後2時に出発し、無事2時45分教会に到着しました。 恵みとお守りを心から感謝いたします。

イースター祝会

4月21日(日)暖かい春の陽がふりそそぎ、あざやかな花の咲く庭で、イースターハンティングを楽しんでいる子どもたちの明るい声が響きわたったイースターの朝、「復活して生きる」と題して、黒田先生よりみことばをお聴きし、讃美と感謝をもって礼拝を守りました。礼拝後、庭で記念写真を撮影、集会室にてイースター祝会と転入者の歓迎会を持ちました。

N長老の司会により黙祷、ハンドベルの喜ばしい鐘の音と主イエス復活の喜びを讃美する讃美歌21-331番を共に歌い、オープニングが告げられました。

聖書ローマの信徒への手紙6章3~11節が朗読され、司会者による祈りが献げられました。

久し振りに来られた方々と会食を共にし、交わりに花が咲き盛りあがりました。その後、E姉によって「花」と「アメージング・グレース」が披露され、澄みきった美しい歌声が会場一杯に広がり、喜びに満たされました。

今年の1月に新たに転入されたI兄への歓迎のことばとして、H長老よりご一緒に礼拝を守ることができて感謝です。大歓迎いたしますと私たちの気持ちを代表して話して下さいました。

その他、久しぶりに出席された兄弟姉妹たちから近況をお聞きすることができました。

N長老からはどのようにしてイースターの日が決まるのかを教えていただきました。

春分の日から数えて次の満月の次の日曜日がイースターだそうです。イースターの夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。

讃美歌「うるわしの白百合を」讃美し、小室洋子長老の感謝の祈祷をもって閉会をいたしました。

最初から最後まで聖霊に満たされ、恵みの中にあって和やかな会を持つことができましたことを感謝いたします。

近畿中会第68回定期中会

第68回近畿中会が3月20日(水)~21日(木)西都教会に於いて開催されました。正議員54名、員外委員15名の出席により開会礼拝をもって始められました。住吉教会から黒田浩史牧師、長老2名が交代で出席しました。

1. 主な可決事項は次の通りです。

(1)議長に有賀文彦大垣教会牧師が再選され、書記に中家盾大阪西教会牧師が選出されました。

(2)常置委員に井上一雄(名東教会牧師)、藤田英夫(大阪姫松教会牧師)、藤田浩喜(西宮中央教会牧師)、吉田純(香里園教会長老)、浅田忠敬(豊中中央教会長老)、小林正(高槻教会長老)が選出されました。

2. 諸報告があり協議の結果それぞれが承認されました。

3. 承認事項は次の通りです。

①教師天満由加里の加西伝道所牧師解職願(東京中会へ転出)

②教師西村ひかりの池田教会牧師解職願(北海道中会へ転出)

③教師阿部裕之の新宮教会牧師解職願

④教師阿部裕之の池田教会牧師就職願

⑤熊野伝道所及び宇久井伝道所の解散願が承認されました。またこの二ヶ所の牧会者名嘉早苗牧師の解職願が承認されました。解散した伝道所の受け皿は無牧となった新宮教会に鈴木攻平牧師ご夫妻が牧師館に入り講壇を守られるとの報告がありました。

4. 建議案は昨年に続きありませんでした。

5. 選考委員会より、ジュニア青年部委員として昨年に続き黒田浩史牧師が選出されました。

第1日議事の後、全体協議会がもたれ、「大会の代議制について」の主題で協議があり、それに伴う中会のあり方が協議されました。大会・中会・小会・教会は課題が山積し変革のときであると痛感すると共に、わたしたちは所属する日本キリスト教会を覚えて祈りを合わせたいと思います。

2019年度定期総会

2019年度定期総会は、1月27日(日)11時40分から礼拝堂にて現住陪餐会員である正議員39名中23名が出席して、開会されました。
主な議事は、前年度報告として小会、各委員会、宗教法人、諸団体、大・中会、一般会計決算、特別会計、会計監査の各報告を受け、議場の承認を受けました。主日礼拝平均出席者数は35名(前年比-4)でしたが、一般会計予算収入達成率は108.12%で、維持献金のご協力が大きな力となりました。また、新たに設けたペンテコステ献金へも積極的に献金いただき、去年度とは逆に特別基金への繰入をすることができました。
長老・執事選挙については、長老2名、執事3名が選出されました。長老は1名欠員となりましたが、次年度には新しい長老が選出されるよう祈りたいです。その他、今年度方針として、本年度教会標語、年間礼拝・集会予定、一般会計予算の各議題を議場は原案どおり受け入れました。
今年の目標は、「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」で、読んですぐに理解できて心に響く聖句から選ばれました。毎日の生活の中でも絶えず聖書の御言葉を思い起こし、わたしたちを救いへと招いてくださっているイエス様のもとへ行き、真の安らぎのうちに歩む一年といたしましょう。
様々な協議を経た後、黒田牧師が教会を代表して2年間長老として奉仕されたI長老への謝辞を述べ、閉会祈祷をもって14時03分に会を閉じました。

日曜学校クリスマス会

今年の日曜学校クリスマス会の参加者数は、生徒(男8、女14、計22)大人(男6、女16、計22)でした。ここ数年で一番多くの参加者が与えられ、感謝の会となりました。集会室に44名が入り、今年生まれた赤ちゃんから小学校4年生まで、多く子どもたちが楽しみました。
礼拝を守った後は、絵本の読み聞かせや生年月日あてゲーム、そして日曜学校名物のサンタビンゴで遊びました。お若いお父さんやお母さん方の参加も多く、伝道のいい機会になったと喜んでいます。おやつを食べ終えたころを見計らって、今年もサンタクロースがやってきました。N長老にはご無理をお願いし、サンタクロース役をしていただきました。小さい子どもたちは真剣に「あのサンタのおじいさんはどこから来たのだろうね」と話していました。余程心に残ったのでしょう。子どもたちの夢にお応えいただき、唯々感謝です。最後はサンタのおじいさんと一緒に全員で記念撮影をし、黒田牧師先生のお祈りで閉会となりました。

クリスマス祝会の報告

クリスマス礼拝に続いて、集合写真を撮り、H長老の司会、N姉の奏楽によりクリスマスの祝会を持ちました。
今日の祝会を予感させるような、美しいディスカントと共に、讃美歌106番「あらののはてに~」を讃美し、引き続き、司会者によりルカによる福音書2章1~7節が朗読され、祈祷をして頂き、和やかな雰囲気の中で祝会が始まりました。
転入者の紹介では、今年2年ぶりに秋田教会から戻られたS姉が紹介され、「皆さんからお帰りなさい、と迎えて頂いたことが、とても嬉しかった。」と話され、他にも今年は2名の姉妹が加えられる等、嬉しい報告となりました。
手作りのクリスマスケーキやサンドイッチの昼食を皆で頂き、歓談の中、何時もお世話になっています、牧師夫人、奏楽者の方々にH長老からクリスマスプレゼントが渡されました。
「クリスマスの思い出」では、S姉が「伝道者と結婚し、初めての赴任先の教会での、クリスマス祝会デビューの時、母子共に、不安の中、3歳の長女を、日曜学校の若い先生が抱きしめてくれた事に、感激したことを、思い出す。また高校生の時、受洗の前に試問会で『神様を信じます』と言ったが、実際の受洗日まで心変わりしないか、不安で毎日祈っていた。受洗時、先輩の方から手作りの聖書、讃美歌を入れる、ケースを頂き、そこにフィリピの信徒への手紙3章12節の『わたしは、既にそれを得たというわけではなく、既に完全な者となっているわけでもありません。何とかして捕えようとしているのです。自分がキリスト・イエスに捕えられているからです』とあり、その私が、今ここに生かされているのは、全て神様の御業と確信しています。」と話されました。
その後は、青年会のハンドベル演奏、フルートと縦笛の演奏、そして、E姉が沢山の歌を歌って下さいました。婦人会は、壮年会の方々の応援を頂き二編讃美歌を歌われました。色んな種類のハーモニカを使っての演奏。ピアノ伴奏による歌などがありました。
楽しい時間はたちまち過ぎ、最後に聖歌隊と一緒に讃美歌112番「もろびとこぞりて」を讃美、閉会祈祷で会を閉じました。

兵庫地区長老執事委員研修会報告

2018年11月25日(日)14:30~16:30に、住吉教会の礼拝堂で、兵庫地区長老・執事・委員研修会が開催されました。出席者は、70名(内教職者7名)で、当教会からは、黒田浩史牧師他、長老・執事11名が出席しました。
テーマは「兵庫地区における伝道協力」で、4名の牧師先生による発題がありました。
西宮中央教会の藤田浩喜牧師は、兵庫地区の教職者の現状とともに11月5~6日に実施された中会伝道協議会の報告をもとに近畿中会における課題についてお話されました。無牧の多くの教会が次の牧師を迎えるのがどんどん厳しくなっている、主日礼拝を日曜日の午前中に持つというのが当たり前と考えない発想も大切だ、隣の教会の無牧を他人事と考えないで、労苦や悩みを分かち合うことが必要だ、各個教会主義を克服し,地域の教会全体における「教会」の模索、地域や地区を俯瞰した教職の配置と伝道協力の検討、ITの活用による礼拝順守等、現状における課題や方式についてお話くださいました。そして、新しい試みを恐れず、初代教会における姿を今に生かし、信徒が主体となる群れであるようにと励ましてくださいました。
神戸湊西教会の田部朋彦牧師は、すでに15年間無牧であった姫路伝道所に今年5月より指導教師として遣わされ、第2と第3は午後3時よりの礼拝で田部先生は第2の礼拝説教を行い小会議長も務めているとのこと、第1と第5主日は田中豁先生の説教集のテープを聞いたり原稿の代読をしたりして第3と第4は引退教師による説教であるとのこと。すでに、ITを使わざるを得ない状況にあり教会と伝道所が協力し合って乗り越えていきたいとの発題でした。
夙川教会の石束岳士牧師は、布引教会の指導教師で、礼拝は引退教師の応援に頼っていること、小会の指導は平日に行っていること、幸い教勢の変化はなく、牧会は長老が自分たちで動いて教会員を配慮しているとのことでした。台風などのため教職が来ることができなかったこともあったが、その際には長老が講壇を守ったとのこと、無牧の中で、自分たちで礼拝を守るという長老の意識変革がなされたことは素晴らしいとの報告でした。
住吉教会の黒田浩史牧師は、宝塚売布教会の指導教師として、月に一度祈祷会と小会の指導に行かれているとのことです。本年4月より鈴木攻平先生が秋田教会からお戻りになられたので、礼拝説教とともに午後の集会の指導や夏季派遣された神学生の指導もお願いしたとのことでした。鈴木先生とは連絡を密にとって、小会議長の務めを果たすようにしているとのことでした。
10分間の休憩後の後半は全体協議会でした。会場から出されたご意見としては、教職者の不足は神学校の問題でもあること、教職を養成しやすい状況づくりをするなど根本的に対応しないと解決できないのではないか、引退教師を応援に依頼する際には常にいざという場合を想定して、準備しておかなければならない、教職の年齢構成を考え神学校入学生の見込みデータを明らかにするなど日本キリスト教会全体が危機感を持って臨んでほしい、神学生を養成しているいろいろな機関に求人広告を出すなど働きかけられないかなど、厳しいご意見も出ました。
最後に発題の先生方から、「皆が危機感をもって覚悟しなければならない」「今までは教会同士の交わりであったがこれからは協力だ」「現実に青年に働きかけ神学校に関心を持ってもらうようにしている」「これからは労苦をともに担うことが大切だ」といった締めのお言葉がありました。
2時間があっという間に過ぎた研修会でした。今年は参加のための各教会の負担金が100円×長老数分という額でした。それでも、10分間の休憩時間に集会室で出された婦人会ご奉仕によるお茶の接待は大いに喜ばれ、予算の範囲内の心ばかりのお茶にもかかわらず、参加者の心と体を温めることができました。厳しい現実の話が多い中、ほっとする10分間でした。

日本キリスト教会第68回大会

日本キリスト教会第68回大会は、10月17日(水)から19日(金)まで札幌北一条教会にて開催されました。住吉教会からは私(黒田)1名が正議員として出席しました。
議事に先立って開会礼拝が行われ、議長の冨永憲治教師(柏木教会牧師)がマタイによる福音書14章22~36節から「向こう岸へ」と題して御言葉を語られました。
新議長に久野真一郎教師(札幌琴似教会牧師)、新書記に傳英二教師(森林公園教会牧師)が選出されました。
今回は議事の他に2日目の午後、「大会の代議員制について」というテーマで協議会が開催されました。現在のように各教会、伝道所から議員を送るのでなく、各中会からその規模に応じて数名の代議員を送って大会を構成するというものです。具体的に何名送るのかなどの細かな部分はまだ議論の余地がありますが、大部分の出席者は代議員制への移行に賛成のようでした。
これと並んで今回の大きな関心事として、大会事務所と神学校校舎の今後のあり方についての議論がありました。昨年の大会において、この件を検討するための委員会が立ち上げられ、その報告がありました。結論としては、現住陪餐会員の減少による財政縮小、現大会事務所及び神学校の場所(埼玉県川越市)は都心から遠いなどの理由により、都心のどこかの教会の会堂内を借りて授業を行い、神学生は近くのマンションなどから通うというものです。都内の諸教会から近くなれば、学生以外にも開かれた講義を行ったり、大会事務の発送作業などにボランティアを募りやすくなったりします。種々の意見はありましたが、この件についても大部分の議員が賛成のようでした。
建議案としては、「日本キリスト教会創立70周年記念事業に関する建議案」が可決されました。「日本キリスト教会創立70周年信仰の宣言」(仮)の起草と制定、70周年記念の讃美歌の募集、ロゴマークの作成がその内容です。
教師試験には、澤谷由美子(湘南教会伝道師)、山本盾(尾道西教会伝道師)の各教師試補が合格しました。
選考委員会により、私は引き続き伝道局理事(任期2年)に選ばれました。
大会の前日には、全国教職者会が札幌琴似教会にて開催されました。今回は近畿中会が当番中会であり、兵庫地区が担当として奉仕しました。「新しい聖書翻訳について」と題し、翻訳事業に関わられた住谷眞教師(茅ヶ崎東教会牧師)による講演がありました。この翻訳は、日本聖書協会から今年の12月に出版される予定です。

近畿中会壮年部修養会報告

2018年9月24日(月)11:00~15:30に、大阪北教会の礼拝堂で、隔年に実施される近畿中会壮年部修養会が開催されました。出席者は、72名(内教職者20名)で、当教会からは、黒田浩史牧師他全4名が出席しました。

午前の部は、開会祈祷に引き続き、福岡城南教会の澤正幸牧師による講演がありました。演題は「信仰の継承における壮年部の役割」で、次のような講演内容(要旨)でした。

少子高齢化の中で、キリスト教のカトリック、プロテスタントのみならず仏教会や他の諸宗教界各分野で信仰の継承が深刻な課題となっている。

信仰の継承について、わたしたちの姿を映し出すみ言葉として申命記5:16「あなたの父母を敬え。~そうすればあなたは、あなたの神、主が与えられる土地に長く生き、幸いを得る」、エフェソ書6:2-3「父と母を敬いなさい。~そうすれば、あなたは幸福になり、地上で長く生きることができる」がある。自らの子どもが、「両親のような信仰」を継承したいと願ってほしいものである。しかしながら、子どもや孫世代に継承しているとはいいがたい現実がある。どうやってこの子たちに信仰を継承したらいいのだろうか。

そのことを検討する前に確認しておきたいことがある。一つは、信仰の継承は神の恵みに他ならないことである。二つ目は、神様はわたしたちを選ばれるとき、わたしたちの子孫のみならず、わたしたちの父母や先祖をも選ばれるということである。第三は、神様はわたしたちを信仰者として選ばれるとき、わたしたちの子どもたちを信仰の継承者として選ばれているということである。

しかし、「信仰の継承」を困難にしているものの正体、危機の根源を明らかにしなければならない。

使徒言行録5:29には「人間に従うより神に従わなければなりません」とある。我が国における深刻な課題として、親の権威が否定されているといえる。親の権威が否定されると神の権威も否定される。すべての権威は神に仕えるために立てられたのである。神から授かった親の権威が否定された中で育った子どもが親になったとき、いったいどこに立って、いかなる親の権威をもって子どもを育てるのか。この世の権威に従うようになると、信仰の継承は途絶える。わたしたちは、子どもたちに信仰に立って神に従いなさいと教えてこなかったのではないか。今の時代は本当に親が子どもを愛している時代だろうか。何としても、親の信仰を継承してほしいと祈り求めてきただろうか。親の子どもへの愛不足に比例して、子どもの親に対する愛はやせ細っているのではないか。

それでは、「信仰の継承」を回復するためにはどうしたらよいのか。わたしたちキリスト者にとって、信仰が子どもたちに継承されること以上の喜びはない。そのためには、まず、礼拝が信仰の継承の場とならなければならない。マタイ18:20には「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいる」とある。礼拝に集まる二人または三人とは、何よりもわたしとわたしの子どもたちととらえたい。また、礼拝は兄弟姉妹の交わりの中で守られる。礼拝において、隣人や子どもや孫は欠くことができない存在と言える。次に、祈祷会である。祈祷会において礼拝をどう支えるかが問われている。祈祷会を通して聖霊の風が吹く教会でありたい。最後に主の食卓の交わりとしての聖餐式の大切さである。聖餐式は終末的出来事の前触れである。アウグスティヌスは聖餐式を「愛の絆」と表している。わたしたちは聖餐にあずかることによって神様の愛を伝えていくことこそ、信仰の継承につながるといえよう。

午後からは、高知旭教会青木謙執事による30代の立場からの講演があり、全体協議となりました。小児洗礼による信仰の継承問題、信仰告白問題、壮年部・青年部の位置づけ問題、結婚しない世代の信仰継承問題等、限られた時間ではありましたが、多岐にわたり意見が飛び交いました。天候にも恵まれ充実した壮年部修養会でした。